日本製 高山茶筅 100本立 竹筌堂 久保恭典作

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『竹がしなやかで、柔らかく点てることが出来ます。』
高山茶筅 100本立 竹筌堂作 高山茶筅 100本立 竹筌堂作

経済産業大臣認定伝統工芸士 竹堂筌の高山茶筅 100本立

全国唯一の茶筅の里、奈良県生駒の高山で「一子相伝」伝統ある技法を受け継ぎ500年。
親から子へ代々技術を継承し、歴史ある高山茶筅を作り続けています。
奈良県生駒市が、茶筅の国内生産の90%以上を占めています。
ほぼ小刀と指先だけを使い、1本1本丁寧に職人の手作業で作り出される高山茶筅は、職人の技が凝縮された、まさに芸術作品です。

高山茶筅 100本立 竹筌堂作

高山茶筅の伝統技術 味削り

高山茶筅 100本立は、淡竹(はちく)と言う竹を、小刀一本と指先で割いたり削ったりとたくさんの工程を経て仕上げられます。 中でも最も技術が必要な工程が「味削り」です。
茶筅の穂先が、先に行くほど薄くなるように削っていきます。 茶の味は味削りによって変わると言われるほど、最も難しい工程です。
薄く削られた穂先は、海外製の茶筅のヤスリで削られたものとは違い、折れにくいです。
外国製の茶筅の流れ作業ではない、茶筅師が1本1本竹の状態を見て、点てる人の思いを考えながら製作された日本製茶筅。
そんな茶筅で点てられたお抹茶は、格別に美味しいことでしょう。

高山茶筅 竹筌堂

茶筅の竹の種類と本数

茶筅は、抹茶を点てる時に必ず必要な竹製の茶道具です。
茶碗の中で、抹茶とお湯をかき混ぜるために使います。

竹の種類は何種類かありますが、いちばん一般的なのは淡竹です。※淡竹とは白竹のこと。
流派によって、煤竹(すすたけ)や紫竹(しちく)を使う場合もあります。

穂の数もさまざまで、16本立(平穂)~120本立までありますが、一般的に使いやすい茶筅は80本立・100本立と言われています。
穂の数が多い程、きめ細かで舌触りが滑らかな抹茶を点てることができますが、反面持ち手が太くなります。
またお茶の点て方によって、穂の多いものは薄茶向き、少ない方が濃茶向きです。
お茶の点て具合や、持ち手の持ちやすさなど、人それぞれの好みがあるのでこれが一番と言うものはございません。
下記の説明を参考に、ご自分に合った茶筅をお選びください。

80本立
穂の数は75~80本。持ち手は細めです。穂の数は120本立や100本立に比べると少なめですが、普段から抹茶を点てることに慣れている方には十分美味しい抹茶が点てられると思います。

100本立
穂の数は81~95本。持ち手は若干太くなりますが、穂先も細かくなり滑らかな抹茶を点てることが出来ます。抹茶初心者の方にもおすすめです。

茶筅直し
茶筅の取り扱い方

茶筅は竹でできているため、割れたりカビが生えたりと、傷みやすく変形しやすいため、やさしく扱ってください。

使い始め
新しい茶筅は、汚れを落とすために水を張ったボウルの中で茶筅の穂を振って軽く水洗いします。
次にお湯を入れた茶碗の中に茶筅を入れ「茶筅通し」をします。(穂先が柔らかくなり、弾力が出るので点てやすくなります。)

普段のお手入れ
使用前も出来るだけ「茶筅通し」をするのがおすすめです。
使用後は茶筅に抹茶が残らないようによく洗い、落ちない抹茶はやさしく手でこすり取ります。形を整え、茶筅直しに挿しておきます。
完全に乾燥した後、茶筅直しに挿したまま、高温多湿を避けて、日の当たらない涼しい場所で保管します。(湿った状態でしまってしまうとカビの原因になります。)
茶筅直しがない場合は穂を上にして立てておきます。
茶筅は消耗品です。穂先が折れたり、痩せてきたら交換をおすすめします。

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茶筅直し 青磁
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