真清園の湯呑みは、なめらかな肌触りと、やや小振りなサイズ感、しっくりとくる重さが手になじみます。

お客様にお出しするときや、友人、家族などとお茶をするときなどに丁度良いサイズです。

開いた口の角度が程よく、口当たりもなめらか。また内側の白い色は、お茶の色を美しく見せるため、目でもお茶を楽しませてくれます。

丸紋絵に真清園のロゴをあしらった、上品でやさしい印象の白磁。

おいしいお茶生活に一役買う。そんな湯呑みです。

製作は、市之倉の美風陶苑。湯飲みを得意とする窯元です。

市之倉は美濃焼産地の中で最も早く磁器を生産し、美濃焼の先駆者として名声を高めた地域でもあります。

美濃焼とは、岐阜県東濃地域の土岐市、多治見市、瑞浪市、可児市を主たる産地とする陶磁器の総称です。

この地域は、やきものの原料となる粘土や窯を焚くための燃料が豊富で、その歴史は古墳時代にまでさかのぼります。

長い歴史と伝統に支えられ生産される美濃焼は、日本最大の陶磁器生産拠点であり、日本の陶磁器生産量の約半分を占めています。

日常生活の中で何気なく使われ、暮らしの中にとけこんでいる美濃焼は、日本のやきものの代表といっても過言ではありません。

真清園の湯呑みも、暮らしに寄り添うものとしてご愛用していただけると幸いです。